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2014年5月19日月曜日

まぶしいほうに、歩いて行く


http://tabelog.com/rvwr/000059291/rvwdtl/6310205/

まぶしいほうに、歩いて行く

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言葉を探している。


評論家が芸術を評価し、価値を高めると奢った人の言葉を。

しかし、謙虚に、芸術の喜びを語る人の言葉しか見つからなかった。

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美術評論家

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http://siritai.jp/lecture/artcritic/artcri_master.html

美術評論には読んでもよくわからないものがたくさんあります。絵や彫刻など感覚的なものを文字に置き換えるのですから、しようがない部分もあります。
しかし、それ以上に、自分の印象を書き連ねる「印象批評」に終始していることが、話をわかりにくくしています。
ここでは、昔から重要だと言われる評論や、最近話題となっている批評を題材に、司法試験の勉強で使われている「論証パターン」という論理ツールを使って、分析をしていきます。論旨が明快であれば、きれいに論理的な整理ができるはずです。カリスマ的な評価をうけていた評論でも、まったく論理性に欠ける見かけ倒しのこともあります。
有名な思想家が言ったことを、自分の頭を動かさずに真に受けていないか、鉛筆を片手にチェックしていきましょう。
この講義の演習回で行った課題について、優秀な提出のいくつかをこちらで紹介しています。


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http://larte-sawafuji.com/

L’ARTE SAWAFUJI
ラルテとはイタリア語で芸術を意味します。

オーナーシェフ、沢藤 隆の感性とエスプリをイタリア料理で表現いたします。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

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http://mainichi.jp/feature/news/20131004ddn013040071000c.html

 大学では仏文学を専攻。19世紀フランスの詩人、ステファヌ・マラルメを敬愛してやまない。個人的な出会いで、「最も衝撃的だった」のは荒地派の詩人、田村隆一。若き編集者時代、原稿を取りにいったのが縁で、長い付き合いがあった。「酒、酒、酒……とにかく日常生活はめちゃくちゃな人。話せないエピソードが山のようにある」。でも、「詩に関しては天才。軽妙なライトバースから思想詩まで何でも書ける。特に代表作の『立棺』はすばらしい」。「わたしの屍体(したい)を地に寝かすな……」。田村の詩の一節をすらすらとそらんじた。


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http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:http://web1.kcn.jp/tkia/trp/022.html

立棺

1

わたしの屍体に手を触れるな
おまえたちの手は
「死」に触れることができない
わたしの屍体は
群衆のなかにまじえて
雨にうたせよ
われわれには手がない
われわれには死に触れるべき手がない
わたしは都会の窓を知っている
わたしはあの誰もいない窓を知っている
どの都市へ行ってみても
おまえたちは部屋にいたためしがない
結婚も仕事も
情熱も眠りも そして死でさえも
おまえたちの部屋から追い出されて
おまえたちのように失業者になるのだ
われわれには職がない
われわれには死に触れるべき職がない
わたしは都会の雨を知っている
わたしはあの蝙蝠傘の群れを知っている
どの都市へ行ってみても
おまえたちは屋根の下にいたためしがない
価値も信仰も
革命も希望も また生でさえも
おまえたちの屋根の下から追い出されて
おまえたちのように失業者になるのだ
われわれには職がない
われわれには生に触れるべき職がない
2

わたしの屍体を地に寝かすな
おまえたちの死は
地に休むことができない
わたしの屍体は
立棺のなかにおさめて
直立させよ
地上にはわれわれの墓がない
地上にはわれわれの屍体をいれる墓がない
わたしは地上の死を知っている
わたしは地上の死の意味を知っている
どこの国へ行ってみても
おまえたちの死が墓にいれられたためしがない
河を流れて行く小娘の屍骸
射殺された小鳥の血 そして虐殺された多くの声が
おまえたちの地上から追い出されて
おまえたちのように亡命者になるのだ
地上にはわれわれの国がない
地上にはわれわれの死に価いする国がない
わたしは地上の価値を知っている
わたしは地上の失われた価値を知っている
どこの国へ行ってみても
おまえたちの生が大いなるものに満たされたためしがない
未来の時まで刈りとられた麦
罠にかけられた獣たち またちいさな姉妹が
おまえたちの生から追い出されて
おまえたちのように亡命者になるのだ
地上にはわれわれの国がない
地上にはわれわれの生に価いする国がない
3

わたしの屍体を火で焼くな
おまえたちの死は
火で焼くことができない
わたしの屍体は
文明のなかに吊るして
腐らせよ
われわれには火がない
われわれには屍体を焼くべき火がない

わたしはおまえたちの文明を知っている
わたしは愛も死もないおまえたちの文明を知っている
どの家へ行ってみても
おまえたちは家族とともにいたためしがない
父の一滴の涙も
母の子を産む痛ましい歓びも そして心の問題さえも
おまえたちの家から追い出されて
おまえたちのように病める者になるのだ
われわれには愛がない
われわれには病める者の愛だけしかない
わたしはおまえたちの病室を知っている
わたしはベッドからベッドヘつづくおまえたちの夢を知っている
どの病室へ行ってみても
おまえたちはほんとうに眠っていたためしがない
ベッドから垂れさがる手
大いなるものに見ひらかれた眼 また渇いた心が
おまえたちの病室から追い出されて
おまえたちのように病める者になるのだ
われわれには毒がない
われわれにはわれわれを癒すべき毒がない

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