通常の学術的分類にとらわれず、
造形のイメージに類似点を見出し配列。
イメージを創造する力、イメージを享受する力に普遍性があるのか、
自分自身の目で見つめるチャンス。
作品そのものだけでなく、
作品を生み出す力とそれを感じる力に注目。
イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる
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会期
2014年2月19日(水)~ 6月9日(月)
毎週火曜日休館 ただし、4月29日(火)および5月6日(火)は開館、5月7日(水)は休館開館時間
10:00~18:00 金曜日は20:00まで
4月19日(土)は「六本木アートナイト2014」開催にともない22:00まで開館
入場は閉館の30分前まで。
会場
国立新美術館
企画展示室2E〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
電車
- 東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
- 都営大江戸線六本木駅 7出口から徒歩約4分
- 東京メトロ日比谷線六本木駅 4a出口から徒歩約5分
主催
国立新美術館、国立民族学博物館
共催
日本文化人類学会
後援
NHKプロモーション
協力
国立情報学研究所、千里文化財団
人類の歴史は、イメージの歴史でした。イメージは文字に先行し、さらには言葉の源になったと考えられます。世界の本質や構造にかたちや色を与えて視覚化することは、人間に与えられた根源的な資質のひとつなのです。
イメージの創造とその享受のあり方に、人類共通の普遍性はあるのでしょうか。
この壮大な問いをテーマに掲げた本展覧会では、世界のさまざまな地域で生み出された造形物を紹介します。
展示されるのは、世界各地の資料を擁する国立民族学博物館の膨大なコレクションから選りすぐられた逸品です。
同博物館と国立新美術館との共同企画である本展覧会は、イメージを地域や時代ごとに分類するのではなく、共通した造形性や効果、機能に着目して提示します。
これは、造形物に対して私たちが持っている固定観念を問い直す試みでもあります。
国立新美術館の広大な展示室には、博物館でお馴染みの仮面や神像から、今活躍中の美術家の作品までが、美術館と博物館の垣根を超えて一堂に会します。儀礼に供されてきたイメージの圧倒的な生命力、文化交流から生まれたハイブリッドな造形の奥深さ、グローバル化した現代社会とともにあるイメージの活力を体感することによって、人類の文化に普遍的な「イメージの力」をご堪能ください。
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